【ギャラリー展示】画家・Maihiの絵画展 鎌倉「山ノ上ノ」の仲間たちとともに
- ygcat6
- 2月21日
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更新日:8 時間前
2025年2月18日より、画家・Maihiの絵画展 鎌倉「山ノ上ノ」の仲間たちとともにが開催しました。
鎌倉のアトリエを拠点に創作活動を続ける画家、Maihi(マイヒ)さん。アートを学んだ学生時代をアメリカとイタリアで過ごし、その後六本木やニューヨークで個展を開催しました。幼少期に馬の姿に心を奪われ、その頃から実家の工場の地面に石筆で馬の絵を描いていたといいます。アトリエではお茶会「山ノ上ノ」の主催(後述)や子供甚平ブランド「TIETIE KAMAKURA(タイタイ鎌倉)」をプロデュースするなど幅広くご活躍中です。
まずはショーケース内展示。Maihiさんが主な創作テーマとされている「時代と空間を越境する馬たち」の絵画に加え、個性豊かな置物や小物を飾っていただきました。



左端に置かれた上述のかわいらしい子供甚平。Maihiさんによると、この甚平と背景の絵がおなかの中を表し、その純粋なそよ風が右に流れて鵠沼の海に抜けていく……そんな大きな流れを表現したのだそう。

俯瞰するとショーケースをいっぱいに使った物語のようでもあります。
さて、まるでこれから素敵なティータイムが始まりそうなティーカップとお菓子。今回オーシャンプロムナード湘南初の試みとして、ギャラリー展示に伴うワークショップ(お茶会)を開催します。Maihiさんは鎌倉のアトリエでお茶会「山ノ上ノ」を主催しており、同じ鎌倉の料理教室「ROJIURA KITCHEN(ろじうらキッチン)」さん・紅茶ブランド「SASUKE DROP(サスケドロップ)」さんという子育てや仕事で協力し合う同世代の女性たちと行っています。今回はそのお茶会を両名参加の上、オーシャンプロムナード湘南で再現していただくことになりました。まさに『鎌倉「山ノ上ノ」の仲間たちとともに』、仲間たちとの活動が創作の原動力にもなっていると語るMaihiさんらしい催しです(本ブログ最下部のチラシもご覧ください)。

廊下には5点の絵画を展示。面白いのが一部作品のキャンバスに木材や廃材が使われていることで、その上に描かれた馬の姿は独特の温かみを感じさせてくれます。このようなユニークなアイデアは、Maihiさんの幼少期の思い出に起因するのかもしれません。


下は告知チラシのメインビジュアルにもなっている作品です。これに限らず、今回の展示作品にはタイトルがありませんが、眺めているとMaihiさんが馬の姿に込めた深い思いが伝わってくるようです。

「人とともに未知の世界を旅し、物資やメッセージを運び、農耕のために働き、ときには戦争のために、いつも人間にひたむきに寄り添ってきた馬たちへの追福の意味も込めて馬の姿を描き続けている」、そう語るMaihiさん。素敵な展示をありがとうございました。
画家・Maihiの絵画展鎌倉「山ノ上ノ」の仲間たちとともに
会期:2025年2月18日(火)~4月27日(日)
会場:オーシャンプロムナード湘南・1Fギャラリー
後援:藤沢市・鎌倉市・茅ヶ崎市
▼告知チラシ(クリックで拡大表示できます)


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