心の目 アクリル・水彩画展(2回シリーズ)森上義孝(ネイチャー・アーティスト)が見た茅ヶ崎原風景と生命
- ygcat6
- 2024年6月4日
- 読了時間: 2分
更新日:3月15日
会期:2024年6月4日~8月10日
アーティスト:森上義孝(もりうえよしたか)
展示ジャンル:アクリル画・水彩画
①森上少年の茅ヶ崎原風景(昭和20~30年代)と今
(会期:6/4~7/6)
森上氏が育った茅ヶ崎。昭和20~30年代(昭和中期)、森上少年の目に映っていた現在より自然豊かな茅ヶ崎を、記憶にある原風景だけを頼りに鮮明に再現。また、現在の同じ場所の写真を展示します。時代の流れを感じるとともに、同氏の描く原風景の美しさとその才能の豊かさに驚かずにはいられません。
②図鑑の世界 身近な生き物たちと植物
(会期:7/8~8/10)
森上氏の真骨頂である生物画。それらを見ていると、私たちが子供の頃にワクワクしながら開いた図鑑の魚や鳥、昆虫などが思い出されます。アクリル画を中心に、比較的展示機会の少ない作品を貴重な原画を含めて展示。写真に頼らず、目の前の「生命」に真摯に向き合うことで作品に命を吹き込み続けてきた同氏。現代のデジタル技術に頼らないからこその真の姿を見ることができます。
森上義孝(Moriue Yoshitaka)
ネイチャー・アーティスト。昭和17年生まれ。
少年時代から茅ヶ崎で過ごし、生物と絵画に親しむ。1965年に多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、在日米医療本部生物研究所で標本画のイラストレーションを担当。1969年よりフリーとなり、大手出版社の動物図鑑や出版・広告のイラストレーションを手掛ける。
アウトドア情報誌『BE-PAL』の連載「ウィークエンド・ナチュラリスト」の図版を10年にわたり担当、イラスト作品に『絵本版ファーブルこんちゅう記』『ヤイロチョウ』『微生物が森を育てる』などがある。これまでに朝日広告賞、全国カレンダー展通産大臣賞ほかを受賞。

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